ムダ毛が気になる季節と言えば「夏」
気温が高くなり、肌の露出が増えた頃に慌てて「脱毛がしたい！！」と、サロンにいらっしゃるお客様も多いのではないでしょうか。
統計によると、大体５月～７月にかけて脱毛を意識する方が増える傾向にあります。
しかし、夏の脱毛には他の季節と比べると様々な注意が必要です。
一概に「脱毛」と言っても様々な種類があります。代表的なのが以下です。
●レーザー脱毛
●ニードル脱毛
●光脱毛(IPL/SHR)
●WAX脱毛
この中でエステサロンが行っているものとして、光脱毛、WAX脱毛があります。
光脱毛にはいくつかの種類があります。一般的に「光脱毛」と呼ばれる方法は、インテンシブ・パルス・ライト（IPL）を使用するものですが、他にも類似の技術があります。以下に主要な光脱毛の種類を紹介します。
1.IPL脱毛（インテンシブ・パルス・ライト）
特徴: 幅広い波長の光を使用して毛根にダメージを与える方法。
利点: 痛みが比較的少ない。広範囲を一度に処理できる。肌質や毛質に幅広く対応。
欠点: 複数回の施術が必要。レーザー脱毛に比べて効果が劣る場合がある。
2.SHR脱毛（スーパー・ヘアー・リムーバル）
特徴: 低エネルギーの光を毛包へ連続して照射し、バルジ領域という発毛の司令塔へダメージを与える方法。
利点: 痛みが非常に少ない。広範囲を短時間で処理できる。色黒の肌にも対応可能。
欠点: 効果が現れるまでに時間がかかる場合がある。複数回の施術が必要。
3.E-light脱毛
特徴: IPLとRF（ラジオ波）を組み合わせた脱毛方法。光と電波の両方で毛根にダメージを与える。
利点: 効果が高く、幅広い毛質・肌質に対応。痛みが少ない。
欠点: 費用が高い場合がある。複数回の施術が必要。
4.バイポーラRF脱毛
特徴: 光とバイポーラRF（ラジオ波）を組み合わせた脱毛方法。光のエネルギーを抑えつつ、RFが毛根に深く作用する。
利点: 色黒の肌にも対応。痛みが少ない。効果が高い。
欠点: 費用が高い場合がある。複数回の施術が必要。
ワックス脱毛は、温かいワックスを肌に塗り、固まった後に剥がして毛を根元から引き抜く脱毛方法です。
減毛がすぐに確認でき、毛が生えてくるまでの期間は比較的長めですが、直接毛根へダメージを与える方法ではないので、光脱毛より比較的時間がかかります。
夏に脱毛を行う際には、いくつかの注意点を押さえておくことが重要です。
以下では、夏の脱毛で気をつけるべきポイントについて詳しく説明します。
※医療機関にて脱毛をされた方はお医者様の指示に従う事を推奨します。
1.脱毛前の日焼け
脱毛前に日焼けをしていると、肌が敏感になり、施術によるダメージが大きくなる可能性があります。脱毛を予定している場合は、施術前少なくとも1週間は強い日差しを避け、日焼け止めを使用するなどして肌を保護しましょう。
2.脱毛後の日焼け
脱毛後の肌は非常にデリケートです。紫外線にさらされると炎症や色素沈着の原因になるため、脱毛後少なくとも1週間は直射日光を避けましょう。外出する際は、日焼け止めを使用し、長袖や帽子で肌を保護してください。
3.プールや海水浴
脱毛後少なくとも48時間は、プールや海水浴を避けることが望ましいです。塩素や海水が肌に刺激を与え、トラブルの原因になることがあります。
脱毛後のスキンケアは、肌の健康と美しさを保つために非常に重要です。以下では、脱毛後に行うべき具体的なスキンケアのステップについて詳しく説明します。
➀冷却ケア
・すぐに冷却
脱毛直後は肌が熱を持ち、赤みや腫れが出ることがあります。施術後すぐに冷たいタオルや冷却ジェル、お顔であれば鎮静パックを使って肌を冷やし、炎症を防ぎましょう。
・ 冷却時間
冷却は10〜15分程度行うと効果的です。過度な冷却は逆効果になることがあるため、適度な時間で行うようにしてください。
②保湿ケア
・保湿の重要性 脱毛後の肌は乾燥しやすくなるため、十分な保湿が必要です。脱毛当日から保湿を開始し、毎日継続して行いましょう。
・ 保湿剤の選び方 アルコールが含まれていない、敏感肌用の保湿ローションやクリームを選ぶと良いです。アロエベラやヒアルロン酸が含まれている製品は、保湿効果が高くおすすめです。
③日焼け対策
・日焼け止めの使用 脱毛後の肌は特に紫外線に敏感です。外出時には、必ず日焼け止めを使用しましょう。お肌に優しいのものを選び、こまめに塗り直すことが大切です。
・直射日光を避ける 脱毛後1〜2週間は、できるだけ直射日光を避けるように心がけてください。帽子や長袖の衣服を着用し、物理的に肌を守ることも有効です。
④刺激を避ける
・摩擦を避ける 脱毛後の肌は非常に敏感です。摩擦を避けるために、タイトな服や合成繊維の服は避け、コットンなどの肌に優しい素材の衣服を選びましょう。
・強い化学物質を避ける アルコール、酸性の強い化粧品やピーリング製品の使用は避け、肌に優しい製品を選ぶようにしましょう。
⑤クレンジングと入浴
・優しいクレンジング 脱毛後は、刺激が少なく、肌への負担を最小限に抑えたクレンジング剤を使用し、優しく洗顔やボディ洗浄を行いましょう。ゴシゴシ洗うのではなく、摩擦は最小限に抑えて洗うことがポイントです。
・ぬるま湯の使用 脱毛当日は熱いお湯の入浴は避け、シャワーを浴びるようにしましょう。長時間の入浴やサウナも避けてください。
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夏の脱毛のカギを握るのは「適切なアフターケア」です。
脱毛後の適切なケアを行い、肌トラブル知らずの快適な夏をお過ごしください。
