春のなんとなく不調 原因は「木の芽時(このめどき)」かも?

3月を迎えると、冬の厳しい寒さが和らぎ、少しずつ穏やかな温かい春へと季節が移り変わっているのを感じます。
 
2025年の天気傾向は「メリハリ型」とされていて、春秋の過ごしやすい季節は短く、夏冬が長い傾向になると気象庁では予想されています。
特に、春は早く&突然にやってくるとされており、厳しい寒さが続いたあと突然春がやってくるようなイメージで、急激な気温変化による体調不良に注意が必要です。
 
本来、春というのは1年の内で最も気温が安定しており、過ごしやすい季節と言われていますが、実は、春の時季は心身のバランスを崩しやすい時季であると昔から考えられているのです。
 
 
 
皆様、「木の芽時(このめどき)」という言葉をご存知でしょうか?
「木の芽時」という言葉は、立春から春分の日頃の、気温が温かくなり土の中から木の芽が芽吹き始め、虫たちが活動を始める春先のことを指しています。
 
寒さの厳しい冬から、穏やかで暖かな春に移り変わる様子を表しており、一見すると活動的でポジティブな印象のある言葉ですが、「木の芽時」には、「身体的精神的にバランスを崩しやすいので、病気に気を付ける時季」という注意が込められた言葉でもあるのです。
 
春は変化の多い季節です。
日中と夜の気温差が大きかったり、卒業や進学、就職など人生の節目の時も多く、心身のストレスを抱えやすいと言われています。
 
春のストレスによって自律神経が乱れることで引き起こす体調不良のことを「木の芽時病」とも呼ばれます。
 
 
木の芽時病の症状としては、次のようなものがあります。

●頭がふわふわするようなめまい感
●不眠
●頭痛
●倦怠感
●食欲不振
●気分の落ち込み
 
このような症状がある方は、「木の芽時」の影響によるものかもしれません。
 
 
 
木の芽時を快適に過ごすために・・・

1.生活リズムを整える
自律神経を整えるためには生活リズムを作ることが必要です。特に、睡眠は大きく関わってきます。起床時間と就寝時間を決め、十分な睡眠をとりましょう。
更に重要になるのは、起床時に太陽の光を浴びることです。
朝起きたときに、太陽の光を浴びることで「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが増え、心身のバランスを整えてくれます。
 

2.バランスの良い食事で栄養素不足を解消
食生活が乱れていると、摂取できる栄養素に偏りが出るため、自律神経のバランス調整に必要な栄養素が無意識に不足してしまう場合があります。
セロトニンの原料となるトリプトファンや、体内でセロトニンの生成を促すビタミンB6などの栄養素を積極的に取り入れましょう。

<トリプトファンを多く含む食材>
・乳製品・大豆製品・バナナ・穀類・鶏むね肉・レバー・まぐろなど
<ビタミンB6を多く含む食材>
・魚類・脂身の少ない肉類・ごまなど
 

3.適度な運動と休息
心身のストレスによって自律神経の乱れは引き起こされます。ウォーキングやストレッチなどの軽い運動で心身をリフレッシュすることや、きちんと休息する時間を作ることが必要です。意識的に深呼吸を行うだけで、交感神経から副交感神経に切替わり、心身のバランスをとることができます。
 
 
 


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ローズの香りにはストレスを軽減する働きがあり、毎日のスキンケアでローズの香りをたっぷり吸い込むことで、乱れた心身のバランスにアプローチすることができます。心を癒し深くリラックスさせる効果があるので、睡眠の質を高める事にも繋がります。

 
 


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更に、普段の食事では不足しがちなビタミン・ミネラルを補うこともでき、栄養バランスを整え内面から毎日の健康にアプローチすることができます。

 
 

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