“エアコン乾燥”に注意!サロンで行う夏の乾燥対策

暑さとともに増えてくる意外な肌悩み・・・
それは「乾燥」です。
 
「夏に乾燥?」と思われるかもしれませんが、実はエアコンの使用が原因で肌は思っている以上に乾燥しやすくなります。
乾燥が進むと、肌のバリア機能が低下し、シミやシワ・炎症・大人ニキビを引き起こす原因にもなりかねません。
 
今回は、サロンの皆さまが今日から実践できるエアコン乾燥の対策についてご紹介します。
 
 

エアコンが乾燥を招く理由
空気中の湿度が下がる

エアコンは、空気を冷やすと同時に湿気も取り除いてしまいます。
そのため、部屋の湿度が低くなり、肌から水分が蒸発しやすくなるのです。
 

気流による水分の蒸発

エアコンの風が直接肌にあたると、表面の水分が風で飛ばされてしまいます。特に顔や腕など、露出している部分の水分が奪われることで乾燥しやすくなります。
 

空気の循環不足

エアコンを使うと窓を閉め切ることが多く、新鮮な空気や自然な湿気が入ってこなくなるため、乾燥しやすい環境になります。
 
 
 

サロンにおける乾燥対策
1. 室内の湿度管理を意識する

エアコンをつけると、涼しく快適に感じる一方で室内の湿度が下がってしまい、肌が乾燥しやすくなります。
まずは、室内の湿度を適切に保つことがとても大切です。

<実践ポイント>
●加湿器の設置:サロンの各部屋に加湿器を設置し、湿度を50〜60%に保つ
●エアコンの風向調整:冷房の風が顔や体に直接当たらないように配慮する
●こまめな水分補給:スタッフの皆さまをはじめ、お客様に定期的な水分補給をすすめ、内側からの乾燥対策をサポート

 
 

2. 肌チェックで乾燥を見える化

改めてカウンセリングや肌診断を行うことで、お客様に危機感を持っていただくことができ、効果的なケアやアドバイスもしやすくなります。水分量チェッカーやスコープ等を使用して、お客様の肌状態を「見える化」しましょう。

<実践ポイント>
●肌診断機器を活用:肌の水分量や油分をチェックして、お客様に適切なケアを提案
●インナードライ肌を見極める:乾燥しているけれど油分は多い、というインナードライ肌には、内側から潤すケアも必要

 

エクシーズジャパン取扱い機器
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モイスチャーチェッカー
水分量・油分量を手軽に測定

 
 

i-scope USB 2.0
PCやタブレットへ肌データ取り込み可能

 
 

3. 夏向けの保湿メニューを展開

「夏に保湿は不要」と思っているお客様には、“夏こそ保湿が必要”とお伝えしていくことが重要です。軽やかなテクスチャーの保湿ケアや、冷却効果を感じられるトリートメントを提案することで、不快感なく乾燥を防ぐことができます。

<実践ポイント>
●クーリングアイテムを使ったフェイシャル:冷蔵庫で冷やしたシートマスクや冷タオル・冷却効果のあるジェルを使用する
●水分と油分をバランス良く補う:乾燥によるダメージを受けた肌にはしっかりと水分を与え、蒸発を抑えるために油分で膜を張る
●抗炎症効果のあるアイテムを使う:表面・内部の炎症を抑え、肌を落ち着かせる、ダメージの修復を行う

 
 
 

エクシーズジャパンおすすめ商品

 
MÁJORメラトル・マスク
水分量UP・冷蔵庫で冷やしてから使用してクールダウン・肌荒れ防止・透明感

 
フィトエナジー Srotasフェイシャルパック(ヴァータ・ピッタ・カパ)
肌状態に合わせて3タイプを使い分けが可能

 
MÁJOR薬用クリーム
乾燥・刺激から肌を守り、炎症を抑制・敏感肌に

 
 
 

POPやSNSでも呼びかけを

 
夏の乾燥対策・エアコンが招く肌トラブルについて、知らないお客様に周知していくことがとても重要です。

<発信ワード例>
•「その乾燥、冷房のせいかも」
•「エアコン乾燥をブロック!」
•「隠れ乾燥に要注意!」
•「うるおい、逃がさない夏肌へ」
•「夏でもゆらがない肌づくり」
•「夏の乾燥ケア、忘れていませんか?」
•「エステで整う、乾燥知らずの美肌」
•「夏のダメージが秋冬の肌を左右する!」

 
夏が過ぎてからのケアや、トラブルが進行してからのケアでは手遅れになりがち。
今のケアが秋冬のコンディションに大きく関わることをお客様にご認識いただき、効果的なサロンケア・ホームケアに繋げていきましょう!

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