皆様、こんにちは!日に日に気温が上がり暖かくなってきましたね。分厚いニットから薄手の洋服に衣替え、そこで感じる自分の身体の変化!
「あれ、、、二の腕やお腹がむちむちになってる?!去年の春夏物がきつく感じる…」
冬物の洋服で隠れていた体のラインがあらわになって焦りだす…(汗
この体をなんとかしなくては!!!!
そ・こ・で
お勧めしたいのが『ケトジェニックダイエット!!』
ケトン体を味方につけて痩せ体質になりましょう。
ではケトジェニックについて、効果的なポイント、注意点など詳しくお話しします。
ケトン体を利用したダイエットで、糖質制限を行うことでケトン体を作り出し、脂肪を燃焼させるダイエットです。
ケトン体はダイエットに良いだけでなく、若返り遺伝子とも言われる「サーチュイン遺伝子」を活性化させたり、脳のエネルギーになります。
◆2つのエネルギー代謝回路
私たちのエネルギー源はブドウ糖からグリコーゲンへと分解される「糖質回路」と、脂肪からケトン体が作られる「ケトン体回路」の2通りあります。
炭水化物である糖質を摂ると、糖質回路が働きエネルギーを作ります。糖質の過剰摂取でエネルギーとして使われずに余ったグリコーゲンは、中性脂肪として蓄積されます。
糖質を制限すると、ケトン体回路が優勢になり糖質の代わりに脂肪からケトン体が作られます。
普段は「糖」をエネルギーにしている私たちの身体を「脂肪」をエネルギー源に切り替えることで、効率的に脂肪燃焼を行うことができます。
◆若返り遺伝子や長寿遺伝子といわれる「サーチュイン遺伝子」
ただ痩せやすい体質にするだけでなく、糖質制限やファスティングでケトン体が作られると、サーチュイン遺伝子のスイッチがONになります。
サーチュイン遺伝子は、細胞内でエネルギー源を作り出す「ミトコンドリア」を増やし、細胞内の異常たんぱく質や古くなったミトコンドリアを除去することで、新陳代謝を促し、細胞を活性化させます。
老化の原因である活性酸素の発生を抑制し、免疫細胞の暴走を食い止める機能をもつと言われています。
◆脳のエネルギー
頭を使うときや、頭が働いていないとき、「甘いものが足りていない!甘いものを食べなきゃ!脳が欲してる!」と思いがちですが、ケトン体が作られると脳を働かせるためのエネルギーになるため、たくさん糖質を摂取する必要がなくなります。
意識して糖質制限をしている人の中には、エネルギー源としてケトン体を使用するようになったことで、「頭がすっきりして、イメージ力や記憶力がアップした」と話す方も多くいるそうです。
ケトジェニックダイエットを成功させるには何点かポイントがあります。
1.高タンパク質の食材を選択
体重1kgあたり1.2~1.6gのタンパク質を食べましょう。
ex)体重50kgで60~80g
肉や魚、大豆製品や卵を食事に取り入れてください。
2.野菜は肉や魚よりも多い量を摂取
生野菜や温野菜、きのこ類、わかめ類はいくらでも食べてOK
根野菜やイモ類、果物は糖質が多いので少量に抑えましょう。
3.糖質は1食あたり20g以下(1日あたり60g以下)
砂糖や小麦粉などの粉製品は極力控えましょう。
4.オメガ3脂肪酸を1日2g以上摂取
アマニ油やエゴマ油、サンマやくるみに多く含まれます。
5.中鎖脂肪酸の摂取
ココナッツオイルや牛乳に含まれる油です。
中鎖脂肪酸はケトン体を効率的に作り出しエネルギー源に変換されやすくなるので、ある程度糖質を摂取してもケトン体の生成をサポートしてくれます。
『身体のにおいや口臭が臭くなる?』
ケトジェニックダイエットに成功するとケトン臭が発生します。
ケトン体に含まれる「アセトン」という成分が強いにおいを持つため、汗や尿、呼気からケトン体が排出されるとき、においをきつく感じます。
においが出ているということは、ケトジェニックダイエットが上手くいっている証拠なので良いことですが、においは気になりますよね。
◆においを抑える対策を4つ紹介
1.食生活に気を付ける
ケトン体は酸性なので、野菜・果物・海藻・大豆などのアルカリ性の食品を食べましょう。
2.運動をする
筋トレなど筋肉を使う運動や有酸素運動でケトン体を消費し、汗によって排出させます。
3.半身浴をして汗をかく
運動をする時間がない方は、半身浴で汗をかくことがお勧めです。
4.水分をたくさんとる
口臭が気になる場合は、水分をたっぷりとりましょう。「アセトン」は揮発性が高いため、尿や呼気から放出されます。水分をたくさんとることで排尿回数を増やし、尿から排出されるようにします。
この機会に是非お試しください♪